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Macでメタセコイアを動かそう

モデリングソフトとして根強い人気のあるメタセコイアですが、惜しいことにWindows版しかありません。でも大丈夫。MacWindowsアプリを動かす方法があります。というわけで、Macメタセコイアを動かす方法について説明します。


導入環境

これまで「Macメタセコイア」というと、MikuMikuInstallerを使ったインストール方法が各所で解説されていましたが、現在の最新環境では動作しなかったので、あれこれ試して動作する別な方法を見つけました。今回試したソフトウェアの組み合わせは次の通りです。

手順

1. メタセコイアのページへ行き、無償版 LE R3.0 インストーラ付(metaseqle30.exe)をダウンロード。
2. WineBottlerのページへ行き、トップのリンクからWineBottler 1.7.35(WineBottlerCombo_1.7.35.dmg)をダウンロード。「Download」をクリックした後広告が表示されるが、5秒後に「Skip Ad」と表示されるのでそれをクリックするとダウンロードが開始される。
3. ダウンロードした「WineBottlerCombo_1.7.35.dmg」をダブルクリック。
4. 下図のウィンドウが出るので、WineとWineBottlerをそれぞれApplicationsにドラッグ&ドロップ。

5. ダウンロードした「metaseqle30.exe」を右クリックし、「このアプリケーションで開く」→「Wine」を選択。
6. 下図のウィンドウが出たら「convert to simple OS X Application bundle with WineBottler」を選択し、「Go」をクリック。

7. オレンジ色の画面が表示されたら、まず「Program Installation:」の項目で「This is the installer, execute it」にチェックが入っているのを確認。そして「Winetricks:」の項目で日本語フォントの「takao - Takao Japanese fonts」にチェックを入れる。

8. オレンジ色の画面で「Install」をクリックすると、アプリの保存名をきかれるので「Save As」で適当に「Metasequoia」と名前をつけて「Save」をクリック。
9. Appの作成が始まるので見守る。

10. 途中でメタセコイアインストーラが起動するので、「次へ」をクリックして作業を進める。

11. インストール中に「C:\Program Files\MetaseqLE30\」のようなWindowsめいたディレクトリ名が出てくるが、これはMac上にもともとあるディレクトリではなく、変換されたアプリ内に仮想的に作られるディレクトリなので深く考えずにそのまま「次へ」をクリックして良い。「デスクトップ上にショートカットを作成する」などのオプションもそのままで良い。

12. 「インストールの完了」の画面で「完了」をクリックすると「Select Startfile」という画面が表示されるので、そのまま「OK」をクリック。


13. アプリの変換はこれで完了。

14. Macアプリ化されたメタセコイアを起動すると、メニュー以外は文字化け(□□□□状態)している。

15. メタセコイアのメニューから「ファイル」→「環境設定」を選択する。「Tahoma」となっている項目がフォント設定なので、これを「Takao□□□□」(Takaoゴシック)にする。
  


16. 晴れて文字化け修復! 楽しいメタセコ・ライフを送ってください!